(画像はWikipediaから引用)
最近、金沢市内で「無人化」が進んでいるというニュースを見ました。私が見たのは新聞記事でしたが、実際に調べてみると、複数の駅で無人化が進むようです。
【参考記事】
東金沢、森本駅を無人化 IRいしかわ、24年春 戸惑う利用客「まちづくりの中心なのに」
このページでわかる情報
駅の無人化が進むとどうなる?
交通ICカードが普及して利用が増えているため、人と切符のやり取りをしなくてもいいという点はもちろんありますが、トラブルがあったときに判断能力がある乗客でないと対応できなくなるな・・・と感じます。
例えば私が今日使った西金沢駅だと、「インターホンによる呼び出し対応」になるという案内が張り紙してありました。
また気が付いた点というと、こういうことが不便ではないかなと感じます。
- ICカードのチャージ機がない駅で乗り過ごしてしまったとき
- 駅の窓口で、今まで切符を買っていた時
前者の場合には有人駅まで行って、手続きをしてもらうとか、
後者の場合は ネットから切符を予約しておくとか、
「どうすればいいか?」と自分で考えて自助努力をする必要があると思います。ただ、個人的に1枚だけ切符を買うならいいのですが、法人で複数枚買いたい、などの要望がある場合、ネットで対応するにも個人に依頼して経費申請してもらう等といった内部の仕組みを変更するといったところまで踏み込んで考える必要があるかもしれません。
※実際に私が今日利用した西金沢駅の窓口を見ていたところ、前の2名の方、また私の後にいた方も、新幹線や特急の切符を購入していました。こういった方は不便になるだろうなーと思います。(金沢駅まで物理的に行くとなると有料駐車場に車を入れる必要があるし)
交通系ICカードも、現金でなくカード決済が便利
またICカードのチャージ不足での乗り過ごしてしまったら、無賃乗車するわけにはいきません。
ICカードだからこそ記録されているので、どの駅から入場したまま退出手続きをしていないかなど、一発でわかるわけです。そのため、チャージ機がなく残高不足を解消できない際には、後日退出手続き(そこで料金を払う)をする必要があります。それを完了しないと同じカードで改札を通過することはできません。
例えば今回の場合、無人駅でそれを起こしたら、翌日切符を買って有人駅(例えば金沢駅等)に行き、退出手続きをしなくてはいけません。
そのため、モバイルSuicaにするとか、クレジットカードでオートチャージ設定をしておくとか、対策が必要になります。スマホのアプリを使おうと思った際には、対応機種を調べて自分の使っている機種で使えるのか調べておきましょう。
(ちなみに私のiPhoneは少し古くて、モバイルSuicaのアプリには対応していないので、ウォレットを使う必要がありました)
これからどんどん人口が減って、労働人口も減るといわれ続けています。
周囲の環境に合わせてを、ツールを便利に使えるように、自分で積極的に調べて対応するスキルを身につけたいですね。