金沢市内で引っ越しをしてから、一人暮らしを始めて「土鍋でごはんを炊いてみたいな~」となんとなく考えていました。理由は3つあって、
- 東京のお友達が激オシ(しかもこの方、料理ほとんどしないと自称)
- いつもご飯を保温せずに冷凍するので、電気炊飯器がいらないのでは?
- 白ごはんが大好きなので、少しでも美味しく炊きたい
私は普段から自炊をするので、ごはんがおいしいともっと嬉しいな、と思って土鍋ごはんにチャレンジすることを決めました。
このページでわかる情報
石川県のお米の特徴
石川県でのブランド米というと、「こしひかり」と「のとひかり」が有名ですが、近年「ひゃくまん穀」という新しいブランド米も登場しています。
石川のお米は、水分が多くつやっぽいのが特徴で、そのまま食べてもみずみずしく美味しいのですが、「水加減が難しい」とか「やわらかい」といった声もあって、実際には賛否両論かもしれません。
私はチャーハンを作ったりする気概が少なく、先述の通り白ご飯が大好きなので、炊いたままのごはんがみずみずしくて美味しいというのはありがたいところ。
土鍋ご飯を失敗なく、美味しく炊ける土鍋はどれ?
さっそく、ネット通販でご飯を炊く土鍋を探してみることにしました。
最初はル・クルーゼなどの琺瑯鍋もあわせて考えたのですが、「ごはん専用にしたほうがにおいや色が移りにくいだろうな」と予測し、ごはん専用の鍋を探すことに決めました。
私が考えたのは、以下の3つ。
1.炊飯土鍋の定番、かまどさん
まず有名なのが「かまどさん」です。
最近は電気タイプも新発売するくらい、メジャーなかまどさん。正直、良いお値段します(10,000円強)・・・もうちょっとリーズナブルなもののほうがガシガシ使えるし、万一わったときのショックが大きいと思い、こちらはペンディング。
2.ティファール(T-fal) キャストライン ライスポット
2つ目はティファール。
私はティファールは圧力鍋ですでにお世話になっているので、安心感があります。また通販やホームセンターなどで取り扱いが多く、探しやすいのでいつでも買えることも魅力。
鍋全体にノンスティック加工がしてあり、熱伝導もよいので、気になっていました。6,000円ほどで購入可能。
で、今一つ、決め手に欠けるな~とまだ迷っていまして、楽天市場でレビューの高いものから何かいいものがないか?を探してみることにしました。するとですね、あったんですよ!
3.三鈴のごはん鍋
三鈴のごはん鍋、私が実際に購入したのはこちらの3合炊きです。
えっとですね、まず安いんです。3合炊きなら1,864円 (税込)。
形もコロンとかわいく、カラーも高級感があります。このブログを書いている時点で600件以上のレビューがあり、「おいしい」はもちろんですが「焦げ付かない」「梱包が丁寧」「火加減がいらない」という絶賛の嵐。
三鈴のごはん鍋を購入!実際にご飯を炊いてみた
ごはん鍋が届いたときには、段ボールの周りにしっかりと新聞紙が敷き詰められていて、動かないように割れないように梱包されていました。
10月5日に実際に届いた土鍋はこちら。
初めての印象はもっとゴツイのかと思っていましたが、さほど重くなくころんとかわいくて渋い色味。これは見た目もいいな!と思って、今ではキッチンワゴンの中段に片づけています。
(そしてなんと、余談!この翌日に新米を知人からいただきました!!なんともラッキー!!!)
土鍋でご飯を炊くときは、
吸水⇒炊飯(加熱)⇒蒸らし
のプロセスを踏みます。
吸水は20-30分くらいが理想。土鍋は土が呼吸しているので、ボウルなどでお米を研いで吸水したほうが良いです。
次に、加熱。美鈴のごはん鍋の最大のメリットは、「火加減がいらない」という点。「中火よりやや強めの火加減がおすすめ」と説明書には書いてあります。
最後に蒸らし。絶対にふたを開けないで15-20分ほど待ちます。
レビューを読むと、最初の吸水の工程を省いている?人も見られますが、お米大好きな私は失敗するのが嫌なので、マニュアルを守って炊いてます。
「はじめチョロチョロ、中パッパ」
というような火加減の調整もいりません。吸水したご飯を土鍋に移して、中火よりやや強めの火加減で炊いていきます。説明書には「勢いよく沸騰するまで、10分が目安」と書かれていました。
実際には上記の写真のように、蒸気口から噴き出してきます。
よほど強火にしない限りは、ふたが持ち上がって吹きこぼれるという危険性はありません。「吹きこぼれる」といって低レビューをつけている人がいましたが、私はフラットなガスレンジなので、ご飯が炊けたらすぐにウエスでふき取るようにしています。特にガスレンジにこびりついたりはしません。
私の場合には、いつも写真のように吹きこぼれてきたな、と思ったら火加減を弱めています。強く沸騰してから3分加熱し、火を止めてから絶対にふたを開けず20分待ちます・・・
ごはんが真っ白で、ピカピカ!
べちゃっとした感じもなく、美味しそうにたけています。実際に食べてみると、ごはんの嫌なにおいがなく甘みがあるなーというのが第一印象。
また、私は3合炊きのこの土鍋で2合炊いて、食べたら残りを冷凍する、というスタイルですが、解凍したご飯もべたつきがなく炊きたてのように美味しく食べることができます!これはお弁当女子の私にはうれしい^^
新米のせいか、まだお米がみずみずしく感じるので、少し水の量を減らして試してみようと思いました。
三鈴のごはん鍋の唯一のデメリット・水の目盛りが見づらい
中に、水分量となる目安のラインがあるんですが、これが視力の悪い私には見えづらい。
下のラインが2合用の目盛りなんですが・・・見えないんです。
さらに、お米と水を入れて見てみると反射してとても見づらい・・・ので、私は計量カップを購入しました。もともと持っている人はいいのですが、私は引っ越してから相方に渡してしまったので、自分で購入。
※ちなみに、2合炊く場合には2カップ(400cc)です。
上の写真の鍋肌はすでに数回ごはんを炊いて洗った土鍋ですが、表面はこびりついておらずきれいなまま。
洗剤と食器スポンジを使ってゴシゴシ洗ってもOKですぐにごはんの粘り気も取れます。洗ったらしっかり水分をふき取るか、空焚きしてよいのでガス火で水分を飛ばしてもOK。
※IHには対応していません。
※電子レンジは使えるので、ごはんの温めなおしをすることもできます。
美鈴のごはん鍋は、以前に訪問した山里の香りただよう宿ふらりさんでも使っている土鍋です。たしかにごはんがおいしかった!!
最近は、ごはん用のジップロックコンテナというものがありまして。
中に凹凸があるので、ごはんをレンジでチンしたときに水分が触れにくくベチャッとしません。せっかく美味しいごはんを炊いたのだから、解凍してもおいしく食べたいもの。こちらを2組(4個)新調しました!
最後にこれは蛇足なのですが、ごはん鍋を買おうと思ったもう1つの理由が「増税」でした。
炊飯器を9月末までに買えば、消費税は8%。家電量販店に行くと、すれ違う人々、炊飯器を購入しているご夫婦が多い。普段は買わないけれど、増税するなら今のうちに買っておこう、という人が多かったのでしょう。
そんな中で、自分は炊飯器をどれにしようか決めきれませんでした。炊飯ジャーもいろんな種類(マイコンとかIHとか)があって、いくつも比較をしようと思ったら仕事に疲れてできず・・・
そんなわけで、土鍋にチャレンジしてみようかなって思ったのはこういった理由もありました。
つまり、土鍋ならさほど迷わなかった。
あなたの美味しいごはんライフの一助になれば幸いです!

