さ、ふらりの後半戦です。
今回は、お食事をメインに紹介していきます。
ふらりの前半記事で、18時に食事を用意してもらいました。
メニューを見ると、きちんと名前が入っているのでなんだかうれしい^^
手書きだっていうのがわかりますよね。
このページでわかる情報
ふらりのお食事は、お魚、野菜、お肉、と完ぺきなバリエーション
下の囲炉裏の部屋に降りていくと、おいしそうに焼かれていたのが、岩魚。炭火に焼かれていて、すでにこんがり。これは最初の前菜をいただいたあとには、お酒に合う焼き具合になっているはず!そして、美しいフォルム。
私、川魚って経験値が低くてあまり得意ではないのですが、この岩魚。新鮮なのがすごくわかる。
女将が「うちの子供は頭としっぽが好きなんです」とおっしゃいましたが、意味が分かる気がする。適度な塩味があってカリカリなんです。これってやっぱり炭火焼きだからだと思う。身はほくっとしてフワフワ。
岩魚と鱒のお造り。二つとも、まったく臭みもないし、身にハリがあって鮮度がすごくわかります。
蕨のディップが、お魚の甘みと相まっておいしかった。酢味噌仕立てだったかな。
あー、このチョコチョコ盛り合わせがやばい^^;つまみながら飲むのがおいしいですよね。
ここで瓶ビールが1本ちょうどなくなりかけました。
チーズの白和え風の塩味と、水菜のあっさり感でエンドレスでした。
あと、びっくりしたのが生のきくらげ。最近テレビで「国産のきくらげは10%程度」と聞いていましたが、ご主人が「お友達から譲っていただいて」とさらっと言っててビックリ!乾物の戻しとはちがって、プリプリでした。
盛り合わせを食べている間に、囲炉裏には陶板が備え付けられて・・・
イノシシの陶板焼きです。甘辛の味噌風味でまったく臭みがなく、適度な歯ごたえと脂の甘みで、すごく食べやすかった。ジビエも私の人生で経験値が低いので、ちょっと不安があったのです。でも、そんな心配は無用でした。
お肉が出てくる、ということで、ハイボール合わせました。
普段はあまり飲まないのだけど、ビールだけというより、せっかく来たのだから違うものも楽しみたいなと思って。シュワシュワでさっぱり~
野菜もたっぷりあって、おなかも満足^^網焼きでいただきました。おおきななめこもあって、なめこを初めて焼いて食べました。香りがよくサクッとした太い軸は初めての味わい。ぬるぬるしていないのが不思議な感覚です。
女将のお話で、お子さんが「ズッキーニが好きじゃない」と言っていたのが印象的。
たしかになすのようにふがふがして、ちょっと青臭い。でも私はこういう焼き野菜したり、トマト煮込みに入れるのがおいしいと思っています。お弁当だと冷めちゃうからかもしれない。。。
あこがれの「サービス」
「こちら、サービスなんですけど・・・」と言われたのがこちらの浅漬け。
ここで薄塩の浅漬けが。うれしい。
お肉と合わせたハイボールが底をつきましたので、お酒と思ってみてみると「おためし骨酒」。
で、デカッ!びっくりした!!
お試しというから、カップ酒みたいなちょっとお味見のイメージだったけど、なんと1合。岩魚の骨酒。
もちろん作るのも大変ですし、ある程度量がないとおいしくないのだと思う。私は日本酒が弱い(嫌いって意味じゃなく酔いやすい)からちびちびと飲んで・・・案の定ウトウトしちゃった。あぁ、どう頑張っても最後のデザートに行くのが難しくなってきた。
天ぷらはサクサクで、日本酒との相性は抜群です。
このタイミングで酢の物が出てくると、口がさっぱりしてまた食べられる、という錯覚に陥ってしまう・・・
ああ、この締めのお寿司をひと切れ残してしまった後悔。
そのくらい、骨酒の威力がありました(※注意※自分にとっては。)
すごくボリュームがあって、でも大味ということはなくお野菜もたっぷり。
もうちょっとお酒を控えたらよかった。水ものはおなか一杯になっちゃうから。私はどちらかというと、同じ年齢の女性の中では食べるほうなんですが、それでもおなかパンパンではちきれそうでした。
隣にいた年配のグループの方も「ちょっと多くて、せっかくおいしいのに食べられない」と。でもこれって宿主の高木さんご夫婦の愛情表現だと思うんです。その気持ちを受け入れられる自分でいたいものです。(ちゃんとおなかをすかせて行かなきゃ、って意味です^^)
予想通り、朝食までたどり着かず今回を無理やり中編としました。
後編は朝食からチェックアウトまでを。アウトぎりぎりまで楽しませていただきましたので、ぜひお楽しみに。
山里の香りただよう宿ふらり
所在地:石川県白山市 仏師ヶ野町乙55
電話番号:076-256-7550
営業時間:チェックイン15:00、チェックアウト11:00
定休日:月一カフェがあるときはお休み。営業日カレンダーもあります。
宿の前に5台程度は駐車可能です。