遠方からお友達が来たのだけど、「到着は3時ね!」と言われて・・・出張の移動で来るから腹ペコなんだろうなあと、ご飯を食べるところを考えてると「通し営業のお寿司屋さんがある」と教えてもらって、本店 加賀彌助に来ました。
もの静かなんだけど、要望を引き出してくれる本店 加賀彌助の大将
まあ、回らないお寿司ってだけで緊張するんですけどね。カウンターの奥に案内してもらいました。時間も時間なので、私たち二人しかお客様がいなくて、ゆったりと過ごすことができました。ラッキー。
お話を聞くと、2階には20名ほどが入れるお座敷があるのだとか。飲み会にも使えると聞きました。
「どうしようか?つまむ?お寿司にする?」
と、女子ふたりでいった私たちに、気さくに物腰やわらかく話しかけてくれるので、すごく雰囲気良く過ごせました。で、まずはつまむことに。
つきだしは、えびの蒸し物。
お造りはぶりにはじまり、エビも2種、白身とバランスよくのせてくれました。
甘エビのねっとりとした甘さは、魚の脂のうまみとはまたちがった美味しさです。
このエビのすり身の玉子焼き、触感がもちっとおもしろくて、とてもおいしかったな。甘味もちょうどよかったです。
一緒に行った彼女は日本酒が好きで、なかなか東京では飲めない「遊歩」をいただいてました。スタッフの方に日本酒の説明をしていただけたのもよかった。私ビール党で日本酒はさほど詳しくないので^^;
「もう1個、なんかつまみたいね」と言ったら、オススメしてもらったのがゲソの塩焼き。
これ、塩なのがほんと正解です。あっさりと、でもいかの味がしっかりわかる感じ。
「そろそろ、寿司でもつまみますか?」といざ、お寿司へ
大将にやさしくナビゲートしていただき、お寿司をつまむことに。本店 加賀彌助さんのお寿司は、何もつけないで食べるのがいいそうで。ちゃんと漬けや仕事をしている感じのお寿司でしたね。
まぐろです。赤みではなくて、もう少し脂ののった部位だと言ってました。
もうなんか、この時点で口の中が「ふぁー^^」と幸せになりますね。
このいかは、さっきつまんだゲソの身の部分。お塩がさっぱりといいアクセントになってました。歯ごたえもちょうどいい。
こちら、脂がのった白身。お寿司屋さん行くときは、メモ取らなきゃダメだな!
今回、感動したのはこのいくら。塩いくらなんですが、皮がすごくやわらかくて、「いくらはぷちっとしたのが新鮮」という概念が覆されます。このいくらはおかわりしちゃいました。
赤身の漬けマグロ。さきほどのまぐろよりももちろんさっぱりしているのだけど、その分漬けにしたうまみがありました。石川県てあまりマグロを食べないと思うのだけど、こういうところではやっぱり食べておきたいですね。
これはのどぐろ!皮目をあぶっているので、脂が甘く香ばしくてこれまた美味。
「あったかいお味噌汁はどう?」と大将がこれまた絶妙なタイミングで聞いてくださる・・・
私はあら汁、彼女はわかめ汁をチョイス。
あったかいお味噌汁って、どうしてこんなに幸せになるんだろう。お腹も気持ちも大満足。
2人でこれにビール1杯、日本酒2合ほどで、ひとり12,000円でした。クレジットカードが使えるので、お財布に不安なく行けますね。
本日のおまかせにぎりは3,800円で食べることができるので、気兼ねなく使えるお寿司屋さん。金沢駅東口(兼六園口)より徒歩3分なので、アクセスも便利。
本店 加賀 彌助は、ぐるなびからネット予約もできます。
本店 加賀彌助
所在地:石川県金沢市本町2-19-15
営業時間:12:00~24:00
定休日:月曜日(祝日は営業)