金沢が生活の場としても観光地としても人気がある理由に「食のよさ」があります。
もちろん、スーパーに行けばほかの都道府県の野菜や果物がたくさんあるので、私もすべて石川産のものを食べているわけではありませんが・・・それでもやはり食が豊かだと思います。
石川・金沢はお米がおいしい
私はこの糖質制限ブームの時代でも、白ご飯が大好きです。
石川県のお米は「こしひかり」「のとひかり」ブランドがメインで、最近は「ひゃくまん穀」というブランド米が誕生しました。ただ・・・私は「こしひかり」「のとひかり」のほうが好きです(笑)
石川県のお米はみずみずしいため、炊き上がりはつやっとして水分が多め・やわらかめと感じる人もいるかもしれません。新米の季節は顕著に感じることが多いでしょうから、好みに合わせて水を少なめにして炊飯してみるのもいいかも。
石川・金沢は魚がおいしい
金沢は新鮮な魚を楽しむこともできます。
食の豊かさを理由に、移住を決める人も多いかもしれません。金沢や石川県内では、スーパーで売られるお刺身やお魚もレベルが高いとよく県外の友人から言われたり、SNSで指摘してもらいますね。
スーパーで買うお魚は、産地や天然or養殖もきちんと記載されているので安心。
私なんかは、県内でとれたお魚を優先して買っちゃいます^^
冬は寒ブリがおいしいですね。お寿司でも石川ではマグロよりもブリのほうがポピュラー。今の夏の季節は、アジやイワシがおいしくなります。少し前の春だと鯛もおいしいですね。
季節ごとに旬を味わえるのがいいです。
蟹は、飲み会などで居酒屋さんで外で食べる人が多いんじゃないかな。行きつけの居酒屋で、冬に1回は食べておこうというイメージ。香箱(ズワイガニの雌)は、遅くても年内・12月までが食べごろなので、11月の初めの解禁日になると、スーパーに1杯500円とかで並びます。※居酒屋できれいに剥かれた香箱をオーダーすると、2,000円くらいだと思います。
それって、金沢は「四季がはっきりしている」ということと関係があると思います。
夏は暑く冬は寒いからこそ、野菜やお魚の旬があり食べ物がおいしくなる。
そういう素材を使うと、お家で作る料理も、外で食べる食事も、おいしいわけですよ、ね。
石川・金沢は水がおいしい
こういった食べ物を引き立てるのって、やっぱり水だと思うんです。
石川県内は水がおいしいです。くさくもないし私は薬を飲むときなども水道水です。
石川県内で、名水百選に選ばれているところが4か所もあり、水源は豊富。
すべて金沢市内ではありませんが、いちばん近い白山美川伏流水群は水量も豊富で、霊峰白山を源流とする手取川の伏流水。
とはいえ、ウォーターサーバーを持っておくのも手です。
理由は、災害用などの備蓄として、またすぐにお湯が使える点ですね。
加賀野菜は、普段の食事ではあまり口に入らないかも・・・
加賀野菜もいろいろとありますが、普段の食卓では、五郎島金時(さつまいも)と加賀レンコンくらいしか並ばないような気がします。
その分、五郎島金時、れんこんともとても野菜の甘みがあって、味が濃くておいしい。
こちらも季節を感じる野菜です。
ほかに有名なのは、金時草、源助大根、ずいきなどですね。
(私は、実家ではよくずいきを酢の物でたべたものですが)
金沢は、外のお店で食べるにしてもレベルが高いといわれますが、こんな理由があるからなんです。
「素材がいい」のはもちろんですが、少しゆっくりと流れる時間の中でおいしい食事をとれる街ですから、ぜひ移住を検討している方は参考にしてみてください。
食べ物で金沢を選んだとしても、絶対に後悔しないと思います!