金沢では、7月1日を「氷室の日」と呼んでいます。
江戸時代、冬の大寒の時期に「氷室(ひむろ)」に雪を貯蔵し、旧暦の6月1日に氷室を開きました。夏に氷室の氷雪を口にすると夏負けしないと言われ、加賀藩では徳川将軍家にこの氷雪を献上したと伝わります。7月1日、金沢市の湯涌温泉では毎年、氷室開きが行われ、市内の菓子店では氷室まんじゅうを求める買い物客でにぎわいます。(北國新聞 公式サイトより)
氷室とは、天然の雪や氷を蓄えておく部屋のことで、夏に将軍家に献上した加賀藩の習わしに由来する行事を「氷室開き」といって、毎年7月1日に行われます。
このページでわかる情報
今年は、金沢の暖冬の影響大
今年2019年は、暖冬の影響があり2008年以来、氷室の雪が底をついてしまったと、新聞やニュースで報道があります。
たしかに、今年は車の運転がとても楽でしたもんね。大雪も困りますが、ある程度は降らないと、こんなところでお困りごとが・・・
そうなると、氷室開きどうするんだろう?と思って調べてみたところ、
近江町市場に冷凍保存してある雪があるそうで、そちらを使うとのこと。ほっ^^
氷室開きは、こんな感じでたくさんの人が見学、参加されます。
歴史的な行事で、湯涌の氷室小屋で行われます。
この氷室小屋がある湯涌には、湯涌温泉があり、温泉旅館もいろいろと楽しめます。
2019年6月「じゃらんnetランキング 売れた宿大賞」の金沢湯涌温泉 湯の出や、全室露天風呂付の古香里庵、夕食のよかった宿近畿・北陸エリア『1位獲得』のお宿やましたなど、素敵な宿ばかり。
氷室饅頭は予約受付中。老舗和菓子店も勢ぞろい
たとえば、森八さんでは、6月25日から氷室饅頭の予約を受け付けています。
氷室饅頭は上品な甘さのこしあんを生地に包んで蒸しあげたおまんじゅう。あっさりしていておいしいので、私も氷室開きは見れなくても、ここ3年くらい毎年食べています。
この時期にはスーパーにも並ぶので、手軽に購入できるのもいいです。
氷室饅頭は、6月1日に無病息災を祈って食べたのが始まりと言われていて、森八さんでは6万個の製造を見込んでいるそうです!すごい数!
そういえば、氷室饅頭は店頭で販売していて、通販しているのを見たことがありません・・・ほんとにないのかなー?と探してみると、福光屋さんで6月30日発送指定で予約を受け付けていました。
今年も氷室饅頭を食べると思うので、食レポをまた追加したいと思います!
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